2017年1月21日 admin

酸洗いの内容について

酸洗いは金属加工に必要な処理のことです。金属を洗浄してきれいにしたり、加工しやすくするために酸処理をします。表面加工が基本で、強酸性槽に漬け込んだりして洗浄します。洗浄液の濃度と成分は金属の種類や状態によって異なるため、職人的な技術が必要になりますし専門工場でないとできない処理になります。金属製品は熱処理するとどうしても表面に酸化被膜がついてしまうため、酸洗いが必要になります。この酸化被膜のことをスケールと呼びます。

酸処理にはどんなものがあるの?

酸処理には酸洗いのほか、酸浸漬、エッチングがあります。酸浸漬は洗浄して水洗いした後に酸に浸し、引き上げてからしばらく放置します。錆びの発生や面積をチェックした後にまた水洗いをします。金属素材を活性化させてメッキをしやすくするための工程になります。素材によって塩酸、硫酸などを使い分けることになります。エッチングは薬液やガス、イオンの化学反応を使い、薄膜上の形状を加工する方法です。半導体などのデバイスで使用されます。

酸洗いの会社にはどんなものがあるの?

酸洗いの会社は専門工場を持ち、専門スタッフが在籍している化学系の会社になります。ケミカル、メッキ、化学などの名前が会社名についていることが多く探しやすいのが特徴です。洗機といった名前のところもあります。製作所や製造業といったネーミングのところもあり、酸洗いのスペシャリストになります。ステンレスに特化しているところや表面処理から洗浄、不動態化処理といった一連の作業を担当しているところもあり、会社によって特徴が異なります。

酸洗いを行うことで、細かい傷などが綺麗に溶けるため、製品の審美性が向上します。またメッキ前に行うことで、その処理の失敗確率を軽減できます。